中古M売価、首都圏上昇続くが天井感も
2022年06月24日
東京カンテイがまとめた5月の首都圏の中古マンション売り出し希望価格(70㎡換算)は、前月比0・2%上昇の4699万円と、13カ月連続での上昇となった。ただし上昇率自体は縮小傾向にあり、東京カンテイは「天井感の強まりが出始めている」とする。前年同月比では16・2%の上昇で、2ケタ上昇が13カ月続いている。
東京都は横ばいの6270万円で、22カ月続いていた前月比での上昇が止まった。前年同月比では10・6%の上昇となり、2ケタ上昇が13カ月続く。東京23区は前月比0・1%上昇(前年同月比7・8%上昇)の6799万円と、わずかながら23カ月連続で上昇した。東京都心6区は0・4%上昇(7・2%上昇)の9772万円と、8カ月連続で上昇。近畿圏は主要エリアがそろって強含み、0・5%上昇(8・6%上昇)の2785万円となった。大阪市中心6区は0・8%上昇(5・9%上昇)の4959万円と、再び上昇した。
(提供:日刊不動産経済通信)