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分譲M賃料、季節要因で今春から弱含み  

2022年07月19日

 東京カンテイは6月の三大都市圏・主要都市別の分譲マンション賃料をまとめた。首都圏の1㎡当たりの月額賃料は賃料水準の高い東京都のシェア縮小や周辺3県での弱含みにより、前月比0・5%下落の3316円と、小幅ながら3カ月連続で下落した。前年同月比では1・3%の上昇。東京都は横ばい(前年同月比0・5%上昇)の3745円。

 同社のデータベースに登録のある分譲マンションの月額の募集賃料を集計したもの。対象はファミリータイプのみで専有面積30㎡未満の住戸は除外した。東京23区は前月比0・3%下落(0・2%上昇)の3835円と小幅ながら下落が続いた。季節要因が影響し、すべての築年帯で今春のピーク時から弱含みで推移している。近畿圏は前月比ほぼ横ばい(6・9%上昇)の2112円。大阪市は1・0%下落(9・4%上昇)の2708円。新築の事例シェアが13・7%から3・3%と大きく縮小したが、「築5年以内」の賃料は依然として高水準を維持している。

(提供:日刊不動産経済通信)

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