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7月のマンション市場動向・首都圏、発売戸数は16%増の2268戸

2022年08月23日

―本社調べ、価格は2%下落の6379万

 不動産経済研究所は22日、7月の首都圏(1都3県)のマンション市場動向を発表した。供給戸数は前年同月比16・2%増の2268戸で、3カ月ぶりの増加となった。初月契約率は60・7%で、7・6㌽ダウンした。

 7月に供給された140物件・2268戸は前年同月(143物件・1952戸)と比べると、物件数では3件減少している。そのうち100戸以上発売した物件は2物件となっている(前年同月も2物件)。初回売り出し物件(単発物件を含む)は17物件・499戸、シェア22・0%で、前年同月の26物件・904戸(シェア46・3%)を物件数では9物件、戸数では405戸下回っている。供給をエリア別にみると、都下と千葉県が2割減と落ち込んだ一方、埼玉県(106・0%増)が倍増、都区部(10・8%増)と神奈川県(19・2%増)は2ケタ増と伸ばした。都区部のシェアは45・5%で、前年同月の47・7%から2・2㌽のダウンとなった。

 新規供給に対する契約戸数は1376戸で、初月契約率は60・7%。前年同月の68・3%と比べ7・6㌽ダウンしている。エリア別では、都下が唯一70%台に乗せた一方で埼玉県は50%台、千葉県は30%台と低調だった。

 戸当たり平均価格は前年同月比1・8%下落の6379万円、㎡単価は2・2%下落の96・2万円で、いずれも下落した。平均価格は3カ月ぶり、単価は2カ月ぶりのダウン。エリア別では都区部が平均価格、単価ともに下落。専有面積は66・32㎡で、前年同月に比べて0・4%拡大した。

 即日完売物件は4物件・13戸(シェア0・6%)。フラット35登録物件戸数は2098戸(92・5%)だった。7月末時点の在庫は5126戸で、前月末の5072戸に比べ54戸増加している。

 8月の供給戸数は1500戸前後となる見込み。

(提供:日刊不動産経済通信)

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