上期の中古M坪単価、首都圏3百万円台
2022年09月02日
東京カンテイは22年上半期の中古マンションの相場坪単価をまとめた。首都圏の平均は前期比6・4%上昇の302・8万円と、300万円の大台に乗った。19期連続での上昇となり、21年上半期以降は6%以上の上昇を維持している。
東京都は4・8%上昇の357・0万円だった。東京23区は3・9%上昇の374・7万円で、上昇率は6%以上だった前期からやや鈍化したが、各区とも依然としてプラスは堅持している。都心(515・0万円)が3・8%の上昇、城南・城西(372・8万円)が2・2%の上昇、城北・城東(285・1万円)が3・3%の上昇と、いずれも前期の上昇率を下回った。周辺3県の政令指定都市の中では、さいたま市(236・3万円)が12・8%の大幅上昇となり、横浜市(243・4万円)の水準に迫った。なお、相場価格は中古流通事例の価格に東京カンテイ独自の試算で、「4階・中住戸・南向き」に補正したものを用いている。
(提供:日刊不動産経済通信)