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国内収益不動産の資産規模は275兆円

2022年09月15日

―ニッセイ基礎研ら調査、前年から増加

 ニッセイ基礎研究所と価値総合研究所は、日本国内の収益不動産の資産規模を約275・5兆円と推計した。21年3月公表の前回調査と比べ1・2%増(3・2兆円増)だった。うち、投資適格不動産は0・3%増の約171・7兆円を占めている。

 用途別にみるとオフィスが約103・9兆円と全体の38%を占めた。次いで賃貸住宅が約72・0兆円(26%)、商業施設が約62・2兆円(23%)、物流施設が約28・1兆円(10%)、ホテルが約9・4兆円(3%)。前回調査と比べると物流施設(17%増)、賃貸住宅(11%増)、オフィス(4%増)の順に拡大幅が大きかった一方、商業施設(13%減)とホテル(27%減)は縮小した。

 投資適格不動産の割合は、オフィスが約72・9兆円(42%)、商業施設が約42・4兆円(25%)、賃貸住宅が約34・7兆円(20%)、物流施設が約14・7兆円(9%)、ホテルが約7・0兆円(4%)と推計した。前回調査と比較すると、物流施設が35%増、賃貸住宅が14%増、オフィスが3%増、商業施設が16%減、ホテルが16%減だった。

 エリア別にみると、収益不動産の39%が東京都に集中している。オフィスの57%、賃貸住宅の41%が東京都に立地していた。オフィスのエリア別内訳は、東京都が約59・3兆円、大阪府が約10・1兆円、神奈川県が約5・7兆円、愛知県が約4・4兆円、福岡県が約2・6兆円。賃貸住宅だと東京都が約29・8兆円、大阪府が約8・5兆円、神奈川県が約6・6兆円、愛知県が約3・3兆円、埼玉県が約2・6兆円、福岡県が約2・5兆円だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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