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8月のマンション市場動向・近畿圏、発売戸数は1%増の1059戸

2022年09月22日

―契約率は77%、都市型コンパクトが牽引

 近畿圏(2府4県)の8月のマンション供給戸数は前年同月比0・9%増の1059戸となり、3カ月ぶりに前年実績を上回った。

 供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が前年同月比61・1%増の659戸、大阪府下が34・4%減の105戸、神戸市部が80・1%減の56戸、兵庫県下が80・0%増の126戸、京都市部が460・0%増の56戸、京都府下が750・0%増の17戸、奈良県が18戸、滋賀県が81・2%減の22戸。

 初月契約率は前年同月比12・0㌽アップの77・0%で、都市型コンパクト物件が牽引し、2カ月ぶりに好調ラインの70%を上回った。

 平均価格は2・7%下落の4295万円。㎡単価は0・5%下落の78・3万円。平均価格は2カ月ぶりのダウン、単価は4カ月ぶりのダウン。平均価格と単価の下落は前年同月に高額タワー物件が発売開始されたことによる反動。

 8月末時点の販売在庫は3427戸で、前月末比168戸の減少、前年同月末比では118戸の減少となっている。

 9月の供給は1200戸程度となる見通し。

(提供:日刊不動産経済通信)

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