9月のマンション市場動向・近畿圏、発売戸数は10%増の1332戸
2022年10月21日
―契約率は71・5%、価格と㎡単価は下落
近畿圏(2府4県)の9月のマンション供給戸数は前年同月比10・1%増の1332戸となり、2カ月連続で前年実績を上回った。
供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が1・8%減の429戸、大阪府下が11・4%減の318戸、神戸市部が10・3%減の175戸、兵庫県下が10・0%増の121戸、京都市部が172・3%増の177戸、京都府下が2500・0%増の26戸、奈良県が320・0%増の21戸、滋賀県が55・3%増の59戸、和歌山県が6戸。
初月契約率は前年同月比12・1㌽アップの71・5%となり、2カ月連続で好調ラインの70%を上回った。平均価格は1・2%下落の4698万円。㎡単価は1・2%下落の75・4万円。郊外部での大幅供給増により、平均価格、単価ともに2カ月連続のダウン。
9月末時点の販売在庫は3396戸で、前月末比31戸の減少、前年同月末比では155戸の減少となっている。10月の供給は1600戸程度となる見通し。
(提供:日刊不動産経済通信)