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ライフル、中古Mの販売と反響に価格差

2022年11月18日

―首都圏で985万円、予算内で物件探し

 ライフルが運営する「ライフルホームズプレス」は17日、7~9月期のマーケットレポートを公開した。首都圏では、中古マンションの売り出し価格が3931万円(前年同期比13・7%増)と前年より474万円の上昇となった一方、反響のあった物件の平均価格は2946万円(1・1%増)で31万円の上昇にとどまった。首都圏で目立って上昇した売り出し価格について、レポートでは「在庫数減少による売り手市場を背景に売主側が強気の価格設定をするケースなどが影響している」と分析している。

 首都圏では、売り出しと反響の価格差が985万円と大きく、「買主側の予算は価格上昇に追随できていない」とみている。反響があった物件の平均の築年数は増加、専有面積が縮小しており、希望条件を緩めて「予算内に収まる物件を探している」と推測した。

 首都圏各エリアの売り出し価格は、東京23区5256万円(10・1%増)、東京都下2923万円(16・6%増)、神奈川県2969万円(11・6%増)、埼玉県2645万円(12・6%増)、千葉県2605万円(13・2%増)。反響のあった価格は、東京23区4456万円(3・2%増)、東京都下2307万円(9・2%増)、神奈川県2116万円(5・2%減)、埼玉県1895万円(5・9%増)、千葉県1896万円(5・8%増)。価格差は616万~853万円。

 他エリアの売り出し価格は、近畿圏2512万円(7・9%増)、愛知・札仙広福2344万円(1・9%増)。反響のあった物件の平均価格は、近畿圏2216万円(3・6%増)、愛知・札仙広福1777万円(1・4%減)だった。価格差は近畿圏296万円、愛知・札仙広福567万円。

(提供:日刊不動産経済通信)

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