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中古マンションの成約㎡単価は14%上昇

2022年12月13日

―東日本レインズ、中古住宅の在庫数増加

 東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は12日、11月の不動産流通市場動向を公表した。首都圏の中古マンション成約件数は2797件(前年同月比18・1%減)、成約価格は4417万円(13・3%増)。在庫件数は4万1158件(16・3%増)で10カ月連続で前年を上回った。中古戸建住宅は成約件数1029件(16・1%減)、成約価格3815万円(6・6%増)で、在庫件数は1万4598件(10・7%増)。

 首都圏の中古マンションは、成約件数が1都3県の全エリアで前年より10%超の減少となり、4カ月連続の前年割れだった。新規登録件数は1万4469件で前月比12・0%減少、在庫件数は前月比でも2・1%増加となった。成約㎡単価は69・69万円(14・4%増)、新規登録㎡単価は前月比0・1%減の72・91万円。成約㎡単価は全エリアで上昇。東京都区部103・26万円(14・9%増)、多摩50・03万円(8・5%増)、埼玉県40・89万円(6・8%増)、千葉県34・35万円(0・3%増)、横浜市・川崎市61・79万円(13・8%増)、神奈川県他40・07万円(14・5%増)と前年を上回る価格が続いている。

 首都圏の中古戸建住宅は、成約件数でみると横浜市・川崎市の33・7%の大幅減を始め、全エリアで10%超の大きな減少となった。新規登録価格は前月より4・9%増の4597万円。在庫価格は4634万円(3・8%増)だった。成約価格は、東京都区部6445万円(7・0%増)、多摩3931万円(4・7%増)、埼玉県2539万円(3・9%増)、千葉県2515万円(9・1%増)、横浜市・川崎市4774万円(15・2%増)、神奈川県他3228万円(1・5%増)と全エリアで上昇した。

(提供:日刊不動産経済通信)

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