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中古M売価、23区は2カ月連続で弱含み

2023年01月25日

―東京カンテイ、22年の首都圏は13%上昇

 東京カンテイは24日、22年12月と22年の年間の中古マンション価格(70㎡換算)をまとめた。12月の首都圏の中古マンション平均価格は4819万円(前年同月比7・1%増)で前月と比べて僅かに上昇へ転じた。東京23区は6941万円(5・1%増)で前月から4万円下がり、弱含みが2カ月続いた。年間では、首都圏は平均価格が4716万円(前年比13・2%増)となり、2年連続で10%超の上昇となった。

 12月の首都圏をエリア別にみると、東京都が6408万円(前年同月比5・8%増)で前月から0・1%増の上昇だった。神奈川県は3640万円(9・1%増)と前月比0・5%減の弱含み。横浜市が3792万円(4・3%増)で前月から1・2%減などが影響した。「価格水準が高く先行して上昇してきた東京23区や横浜市では上値が徐々に重くなりつつあるようだ」(同社)。埼玉県は3022万円(11・8%増)で上昇傾向を維持。前月比2・2%増のさいたま市3816万円(15・2%増)などが牽引した。千葉県も2780万円(17・3%増)で上昇が続いた。近畿圏は2909万円(6・5%増)、中部圏も2300万円(6・1%増)で前月より上昇した。

 22年の年間の価格は、首都圏で価格上昇が先行していた東京都が6301万円(前年比9・8%増)。割安感があった周辺3県も、広さと価格のバランスを重視する層から支持を集め、神奈川県が3520万円(13・0%増)、埼玉県が2904万円(14・9%増)、千葉県が2569万円(12・1%増)と大きく上昇した。近畿圏は2816万円(8・0%増)、中部圏は2214万円(6・5%増)で、エリアの中心地が牽引しながら価格が上昇した。

(提供:日刊不動産経済通信)

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