12月のマンション市場動向・首都圏、発売は13・4%減の5757戸
2023年01月27日
―都区部など3割減、契約率は74%と好調
22年12月の首都圏のマンション供給戸数は5757戸で、前年同月比13・4%減と2カ月連続で減少した。契約率は74・8%で1・3㌽アップ。平均価格は5556万円で3・2%上昇、㎡単価も86・8万円で7・7%上昇した。
エリア別の供給戸数、契約率、平均価格、㎡単価は以下の通り。▽都区部=1023戸、75・3%、8302万円、134・1万円▽都下=563戸、57・4%、5408万円、89・6万円▽神奈川県=1687戸、78・2%、5330万円、81・2万円▽埼玉県=929戸、73・1%、4508万円、70・6万円▽千葉県=1555戸、78・1%、4676万円、71・8万円。供給戸数は神奈川県と千葉県が増加したが、都区部、都下、埼玉県は3割減と大きく落ち込んだ。価格は埼玉県が下落、その他エリアは上昇し、特に都下と千葉県は2ケタの上昇となっている。
専有面積は64・04㎡で前年同月比4・1%の縮小。即日完売は2物件・16戸(シェア0・3%)、フラット35登録物件戸数は4964戸(86・2%)。22年12月末時点の在庫は前月末比840戸増の5919戸となった。
1月は1200戸程度の供給が見込まれる。
(提供:日刊不動産経済通信)