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首都圏中古マンションが全エリア最高額

2023年01月31日

―アットH、新築戸建ても高水準が継続

 アットホームは30日、首都圏の12月の中古マンションと新築戸建ての価格動向をまとめた。17年の調査開始から、中古マンションは全8エリアで最高額を記録。戸当たり平均価格は3907万円(前月比0・7%増)だった。新築戸建ては東京23区、神奈川県横浜市・川崎市、埼玉県さいたま市、千葉県(西部/他)の5エリアで最高額を更新した。戸当たり平均価格は4507万円(0・3%増)。

 首都圏の中古マンションは、全エリアで18カ月連続で前年の価格を上回る上昇傾向が続いた。前月と比べると東京23区は4928万円(0・3%増)と上昇は鈍化したものの、千葉県西部が2955万円(2・1%増)、千葉県他が2031万円(2・6%増)と初の2000万円超となるなど、6エリアで1%以上の強い伸びがみられた。前年同月との比較は、価格上昇が先行していた23区の7・3%を最小として、千葉県西部は17・7%まで大きな伸びとなった。

 新築戸建ても、全8エリアで前年同月の価格より高い状況が14カ月続いている。前月比では、東京23区が6817万円(0・2%増)、千葉県西部が4224万円(0・1%増)など小幅な動きが多かったが、さいたま市は4493万円(1・1%増)と伸びた。前年同月との比較では、23区の9・7%増が最大で、他は4・9~8・8%と上昇率に若干が縮小した。

 アットホームラボ・データマーケティング部部長の磐前淳子氏は、「首都圏の中心部で人気が上がってきたのは好材料。一方で、顕著な価格の上昇によって、普通の共働き世帯では住宅の購入は難しいという声も増えてきている」と分析した。

(提供:日刊不動産経済通信)

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