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首都圏の中古マンション売出価格が下落

2023年03月13日

―ライフル、22年4Qの反響物件データ

 LIFULLは9日、同社の運営する不動産サイト「LIFULL HOME’S」に、22年10~12月期の掲載物件やユーザーの問い合わせがあった反響物件のデータをまとめた。中古マンションの平均価格は首都圏で、売り出し時の掲載3908万円(前期比0・6%減)、反響2912万円(1・1%減)に下落した。近畿圏は掲載2574万円(2・5%増)に上昇したが、反響2178万円(1・7%減)に下落した。

 首都圏の平均価格はエリア別で、東京都で掲載・反響ともに下落した一方、埼玉県はほぼ横ばい、神奈川県と千葉県は上昇の傾向だった。特に東京都心6区では掲載6402万円(1・9%減)に下落し、反響5230万円(7・1%減)へ大きく下落。中心部の動向が首都圏全体に強く反映したとみられる。

 近畿圏もエリア別で、大阪市中心6区の掲載3733万円(4・2%増)と上昇したが、反響3060万円(9・0%減)と大きく下落。近畿圏に中心部の価格の影響が出た模様だ。神戸市中心3区や京都市中心6区は掲載・反響ともに上昇。また、近畿圏の反響のうち、京都市中心6区の物件の割合は3期連続で前年を上回るなどの結果で、「需要増加が顕著」とした。

 賃貸市況を前年と比較すると、首都圏のエリア別の平均賃料で、東京23区は掲載9万7437円(前年比0・2%減)、反響10万4279円(0・4%減)で、ともに下落。東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県は掲載で前年を超え、反響は前年を下回った。近畿圏では、各府県の前年比の平均賃料はまだら模様だったが、大阪市、神戸市、京都市で、いずれも掲載が前年を上回り、反響で前年割れだった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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