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23区の中古Mは4カ月ぶり上昇で最高値

2023年03月24日

―カンテイ、都心6区は1億円超も天井感

 東京カンテイがまとめた2月の中古マンション売り出し希望価格(70㎡換算)の平均は、首都圏で4866万円(前年同月比5・9%増)だった。東京都は6441万円(4・6%増)、東京23区も6977万円(4・1%増)で、それぞれ最高値を更新した。近畿圏は2914万円(6・2%増)、中部圏は2310万円(6・8%増)。

 首都圏の平均価格は、前月比での上昇が3カ月連続となった。前年との比較では、千葉県が2829万円(17・0%増)で大きく上昇しているほか、埼玉県3049万円(9・2%増)、神奈川県3668万円(7・4%増)も上昇が続く。主要都市では、千葉市2499万円(16・2%増)、さいたま市3824万円(10・0%増)と前年より高い水準で、横浜市は3803万円(4・0%増)だった。東京23区は最高値を更新したが、昨年9月から6900万円台での推移が続いている。東京都心6区は、1億38万円(4・4%増)と3カ月ぶりに前月を上回り、昨年11月以来の1億円超え。千代田区で築浅・高スペックな高額物件の事例による影響があり、同社・市場調査部の髙橋雅之主任研究員は「中心部では価格に天井感があり、実需ニーズは周辺部へ立地の条件を緩めている」とみる。

 近畿圏は、大阪府3128万円(5・1%増)が牽引して、前月から価格が上昇した。大阪市3928万円(4・1%増)、大阪市中心6区5273万円(7・8%増)で、東京23区などと同様に、価格の天井感が強まっている。中部圏は、愛知県2435万円(6・9%増)で6%台の上昇が持続。名古屋市2833万円(8・3%増)と上昇したが、「上値の重さはまだみられない」としている。

(提供:日刊不動産経済通信)

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