ライフル、中古住宅の意識調査を実施
2023年04月25日
ライフルは、運営する不動産情報サイト「ライフルホームズ」で、全国の中古マンション購入者317人と中古一戸建て購入者315人の計632人を対象に「中古住宅に関する意識調査」を行った。中古住宅の購入前に抱えた不安の上位には、「設備が古そう」「家に隠れた欠陥がありそう」が挙がった。
中古マンションでは、「設備が古そう」が31・9%で最多、「家に隠れた欠陥がありそう」が24・9%、「後から管理費や修繕積立金が上がりそう」が24・0%と続いた。中古一戸建てでは、「家に隠れた欠陥がありそう」が42・2%とトップ、次いで「設備が古そう」が38・4%、「メンテナンスが大変そう」が29・8%の順。購入後の印象の変化については、中古マンションで設備や性能について「不安を感じない」とする回答が5割を超えた。中古一戸建てでは近隣トラブルや近所付き合いの「不安を感じない」とする回答が5割を超えた。購入後も「不安を感じる」事項としては、中古マンションで管理費・修繕積立金、一戸建てでも補助金や控除の少なさが挙がり、金銭面の不安は購入後も続く現状が浮き彫りになった。
(提供:日刊不動産経済通信)