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首都圏の中古M平均価格3カ月連続下落

2023年06月23日

―東京カンテイ、都心6区は4カ月続伸

 東京カンテイは22日、5月の中古マンション売り出し希望価格(70㎡換算)をまとめた。首都圏の平均価格は4838万円(前年同月比3・0%増)で、前月の4853万円からわずかながら3カ月連続で下落した。東京23区も7047万円(3・6%増)で、前月の7049万円と比べてわずかに下落。同社市場調査部の髙橋雅之・主任研究員は「首都圏は周辺3県も上値が重い。前年同月比、前月比ともに上昇だが、実需の強いエリアで天井感が出た」と捉えている。

 東京都の価格も6456万円(前年同月比3・0%増)で、前月の6477万円から若干の下落に転じた。都心6区は1億256万円(5・0%増)で、前月の1億225万円から上昇し、4カ月連続の上昇となった。髙橋氏は「居住に加えて投資を目的とした購入も厚みがある狭いエリアが、富裕層やインバウンドの前年を上回る需要を集めている」として、二極化が進んでいるとみる。首都圏の周辺3県をみると神奈川県が3672万円(6・4%増)、埼玉県が3028万円(4・4%増)、千葉県が2782万円(11・5%増)で、それぞれ前月比も若干の上昇が続いた。神奈川県は3カ月ぶりに前月比で上昇し、わずかに調査開始以来の最高額を更新。埼玉県や千葉県も前月より上昇したが、最高額に届かなかった。主要都市でもさいたま市3799万円(5・7%増)で前月の3809万円より下落するなど、上昇の進行も重くなったとみている。

 近畿圏は2899万円(4・1%増)で前月の2907万円から下落、中部圏も2293万円(4・3%増)となり前月の2297万円からわずかに下落。主要都市では大阪市と名古屋市も弱含んだ。

(提供:日刊不動産経済通信)

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