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中古Mと新築戸建の価格が前月より下落

2023年06月27日

―アットH、23区中古Mは小幅な動き続く

 アットホームは26日、5月の首都圏における中古マンションと新築戸建ての価格動向をまとめた。中古マンションの平均価格は3902万円(前年同月比4・6%増)で、前月の3912万円から下落した。新築戸建の平均価格も4580万円(5・8%増)となり、前月の4591万円から下落した。アットホームラボ執行役員の磐前淳子氏は「価格に停滞感が出てきた」と分析する。

 中古マンションの価格について、東京23区は4950万円(5・2%増)で、前月の4965万円から若干の下落をみせた。23区は22年10月から8カ月連続の4900万円台で小幅な動きが続いている。首都圏の全8エリアで、東京都下3233万円(7・3%増)や横浜市・川崎市3394万円(7・2%増)など前年同月比では上昇した。一方で、千葉県他の1994万円(7・5%増)と神奈川県他の2614万円(10・1%増)を除いた6エリアで、前月と比べると価格は下落した。磐前氏は今後を、「都心6区は投資やインバウンドもあり需要が強い。首都圏全体でみると、価格の反転下落は見込みにくいが、これから数カ月は足踏みが続くのではないか」と見通した。

 新築戸建ては、東京23区6892万円(6・1%増)となり、前月の6941万円から、前月比では3カ月ぶりに下落した。首都圏全8エリアの価格は、前年同月比で上昇したが、東京都、神奈川県の4エリアで前月を下回った。埼玉県、千葉県の4エリアは、前年同月比に加えて前月比でも上昇。中でも、さいたま市4497万円(3・4%増)、埼玉県他3692万円(5・1%増)、千葉県西部4239万円(5・7%増)の3エリアは17年の調査開始から最高価格だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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