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23年上半期のマンション市場動向・近畿圏、発売は15・9%減の6075戸

2023年07月21日

―契約率13年ぶり70%割れ、単価は最高値

 近畿圏(2府4県)の今年上半期の分譲マンションの供給戸数は前年同期比15・9%減の6075戸で、8年連続で1万戸を下回った。平均初月契約率は前年同期比4・1㌽ダウンの67・8%で、上半期としては13年ぶりに好調ラインの70%を下回った。

 エリア別の発売戸数は、大阪市部が前年同期比5・2%減の2679戸、大阪府下が40・8%減の952戸、神戸市部が9・6%減の637戸、兵庫県下が10・6%減の530戸、京都市部が42・2%減の454戸、京都府下が80・5%増の240戸、奈良県が37・7%増の190戸、滋賀県が8・6%減の363戸、和歌山県が28・6%減の30戸。京都府下と奈良県以外のエリアで減少となった。

 平均価格は6・0%上昇の4774万円、㎡単価は2・6%上昇の78・7万円で、ともに6年連続のアップ。㎡単価は上半期としては1973年の調査開始以来の最高値。

 下半期の発売は約1万1000戸を予測しており、年間では1万7000戸程度を見込んでいる。

(提供:日刊不動産経済通信)

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