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7月のマンション市場動向・近畿圏、発売戸数は4割減の837戸

2023年08月18日

―価格と単価は91年以来の7月の高値

 近畿圏(2府4県)の7月の新築分譲マンション供給戸数は前年同月比39・1%減の837戸と4割減で、2カ月ぶりに前年実績を下回った。

 供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が19・7%減の322戸、大阪府下が54・5%減の192戸、神戸市部が35・6%減の38戸、兵庫県下が21・5%減の113戸、京都市部が40・7%減の108戸、京都府下が90・8%減の6戸、奈良県が2000・0%増の42戸、滋賀県が84・7%減の13戸、和歌山県が78・6%減の3戸。奈良県以外のエリアで前年同月を大きく下回った。

 初月契約率は前年同月比0・9㌽アップの66・7%と、2カ月ぶりに好調ラインの70%を下回った。

 平均価格は前年同月比4・1%上昇の5188万円。㎡単価は4・8%上昇の80・7万円。平均価格は2カ月ぶりのアップ、単価は2カ月連続のアップ。価格、単価ともに7月として1991年(価格6793万円、単価95・5万円)以来の高値。

 7月末時点の販売在庫は3041戸で、前月末比240戸の減少、前年同月末比では554戸の減少となっている。

 8月の供給は1000戸程度となる見通し。

(提供:日刊不動産経済通信)

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