都、板橋区大山の再開発組合設立を認可

　東京都は13日、板橋区の「大山町ピッコロ・スクエア周辺地区市街地再開発組合」の設立を認可した。参加組合員として積水ハウスが参画。事業費は約481億円。

　総面積約1・3haのうち、A・B街区に分けて施設を整備していく。ともに施設は地上28階地下1階塔屋1階建て、高さは約107ｍ。A街区は延床面積約4万680㎡、B街区は約3万390㎡。住宅や商業施設、駐車場が入る複合ビルを建設する。総戸数や店舗の区画数は未定。権利変換計画を24年に認可し、25年に着工。竣工は28年を予定している。住宅の入居募集の開始時期は未定。周辺の商店街や市街地とのつながりを配慮した道路、公園、広場を整備。無電柱化やバリアフリー化を図ることで、安全で快適な回遊性の高い歩行者ネットワークを形成する。西側の地域に人の流れを引き込み、まちの賑わいを創出する狙いだ。防災備蓄倉庫を整備。建物自体も建物の不燃化・耐震化を施すことで、防災性の高いまちづくりを推進していく。