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首都圏6カ月連続下落も都心は上昇続く

2023年09月22日

―東京カンテイ、8月の中古M価格を調査

 東京カンテイは21日、8月の中古マンション売り出し希望価格(70㎡換算)をまとめた。首都圏の平均価格は4777万円(前年同月比0・4%増)で、前月の4805万円からは下落した。前月比での下落は6カ月連続。東京都6376万円(0・4%増)、神奈川県3659万円(2・9%増)、埼玉県3013万円(2・6%増)、千葉県2774万円(5・3%増)のいずれも、前月の価格より下落した。

 東京都全体の6376万円は、前月の6408万円から下落。前月比は4カ月連続で下落となった。東京23区でも7030万円(2・1%増)で、前月の7034万円よりわずかに下落し、前月比の下落が3カ月続いた。23区の詳細は、城南・城西6区と、城北・城東11区の2エリアは前月より下落。都心6区のみ1億426万円(6・0%増)で、前月の1億352万円からも0・7%上昇して、前月比では7カ月連続の上昇を記録した。都心6区について髙橋雅之・主任研究員は「都心は投資ニーズも集まっており、価格改定の状況も改善した。今年の秋冬から来年の春にかけても価格上昇が続く可能性がある」とみている。

 首都圏の3県の主要エリアは、横浜市3792万円(0・3%増)、さいたま市3862万円(3・9%増)、千葉市2463万円(7・3%増)で、前月比はすべて下落だった。首都圏全体で築浅事例が減少しており、平均築年数は29・4年。1月の28・5年から比べると約1年の進行がみられた。

 近畿圏の平均価格は2901万円(1・9%増)。大阪府が3085万円(0・5%減)で、15年2月以来に前年同月を下回った。中部圏の平均価格は2255万円(1・3%増)だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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