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8月は首都圏の住宅価格が前月より下落

2023年10月02日

―アットH、東京23区の中古Mは上昇続く

 アットホームは、8月の首都圏における住宅価格の動向をまとめた。中古マンションの戸当たり平均価格は3878万円(前年同月比1・4%増)だった。首都圏平均では前月比0・2%の下落だった一方で、東京23区は4977万円(3・1%増)で、前月比0・3%上昇した。磐前淳子執行役員は「東京都心部に富裕層、インバウンドを含む幅広いニーズが集まり、価格上昇を引っ張った」と分析する。新築戸建は、首都圏の平均価格が4571万円(3・3%増)で、前月比では0・2%の下落に転じた。

 中古マンションは、前年同月比でみると首都圏の全8エリアでの価格上昇が26カ月連続となった。前月比では首都圏全体で4カ月連続の下落だった。東京23区の価格は上昇が続いて、調査開始以来の最高額を更新した。他に、横浜市と川崎市を除く神奈川県他が2635万円(5・2%増)、千葉県西部を除く千葉県他は2053万円(7・8%増)が調査開始以来の最高額だった。一方で、横浜市・川崎市は3379万円(3・3%増)、さいたま市が3519万円(4・6%増)、千葉県西部で2955万円(4・2%増)となり、3県の中心部はいずれも前月より下がった。

 新築戸建は、全8エリアの価格が前年同月を上回った。一方で前月比をみると、東京23区が0・7%下落の6775万円(1・1%増)だった。23区の前月比の下落は4カ月連続。加えて、横浜市・川崎市の5313万円(3・9%増)は前月比0・6%の下落、千葉県西部の4194万円(2・0%増)も0・7%の下落。さいたま市は4395万円(0・8%増)で0・1%の上昇にとどまった。前年と比べても、首都圏の価格の伸びが縮小傾向になったとみている。

(提供:日刊不動産経済通信)

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