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東京23区の中古Mは平均5千万円に到達

2023年11月30日

―アットH、23区の新築戸建は前年割れ

 アットホームは28日、首都圏における10月の住宅の売り出し価格動向をまとめた。中古マンションの平均価格は3882万円(前年同月比0・5%増)で、前月比では0・3%増と、6カ月ぶりに上昇した。価格が高く戸数の多い東京23区は5043万円(2・7%増)と17年の調査開始から初となる5000万円台に到達した。首都圏の新築戸建の平均価格は4564万円(1・7%増)となり、前月と比べて0・1%下落した。前月比での下落は3カ月連続。

 アットホームラボの磐前淳子・執行役員は「首都圏でみると、中古マンションは横ばいや下落のエリアが多い一方、23区の都心部だけを切り出すと上昇が強く、全く違う動きになった。新築戸建は既に調整局面に入った」とみている。中古マンションの詳細は、横浜市・川崎市の3399万円(2・6%増)やさいたま市の3459万円(0・6%増)など5エリアが前年超えだったが、前月比では下落した。埼玉県他の2529万円(2・3%減)は、前月比の9カ月連続の下落に加えて前年同月比も2カ月連続で下落。東京23区と、神奈川県他の2623万円(3・5%増)は、前年同月比、前月比ともに上昇した。

 新築戸建は、東京23区の6717万円(0・4%減)を始め、神奈川県他の3990万円(0・9%減)、さいたま市の4388万円(0・2%減)、千葉県西部の4163万円(0・3%減)の計4エリアは前年同月を下回った。前年割れした中でも、神奈川県他は36カ月ぶり、千葉県西部は45カ月ぶりと、首都圏全体で価格の伸びの鈍化または下落という傾向への変化がみられた。

(提供:日刊不動産経済通信)

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