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12月のマンション市場動向・首都圏、発売は3・8%増の5975戸

2024年01月26日

―都区部2・2倍増、都下と千葉5割減

 23年12月の首都圏の新築分譲マンション供給戸数は5975戸で、前年同月(5757戸)比3・8%増と3カ月ぶりの増加となった。契約率は66・1%で、8・7㌽ダウンしている。

 また、平均価格は6970万円で前年同月比1414万円(25・4%)の上昇、㎡単価も107・2万円で20・4万円(23・5%)上昇している。

 エリア別の供給戸数、契約率、平均価格、㎡単価は以下の通り。▽都区部=2268戸、63・4%、9041万円、131・4万円▽都下=268戸、61・6%、5143万円、80・1万円▽神奈川県=1901戸、66・0%、6475万円、100・9万円▽埼玉県=872戸、66・9%、4784万円、80・5万円▽千葉県=666戸、76・0%、4930万円、79・1万円。供給戸数は都下と千葉県が5割減と落ち込んだ一方、都区部は2・2倍増と大きく伸ばした。平均価格は都下以外のエリアが軒並み上昇している。

 専有面積は65・02㎡で前年同月比1・5%の拡大。即日完売は3物件・11戸(シェア0・2%)、フラット35登録物件戸数は5430戸(90・9%)。23年12月末時点の在庫は前月末比1472戸増の6287戸となった。

 1月には1000戸程度の供給が見込まれる。

(提供:日刊不動産経済通信)

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