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4月のマンション市場動向・近畿圏、発売は31・0%増の1095戸

2024年05月22日

―価格は5157万円で6カ月ぶりの下落

 近畿圏(2府4県)の4月の新築分譲マンション供給戸数は前年同月比31・0%増の1095戸となり、5カ月連続で前年実績を上回った。

 供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が前年同月比55・7%減の193戸、大阪府下が622・9%増の347戸、神戸市部が129・0%増の71戸、兵庫県下が16・4%減の117戸、京都市部が209・2%増の235戸、京都府下が88・7%減の7戸、奈良県が40・0%減の12戸、滋賀県が16・7%増の21戸、和歌山県が1740・0%増の92戸。大阪府下の郊外ファミリー物件の大幅増が大阪市部の大幅減を上回った。

 初月契約率は、前年同月比0・7㌽アップの68・5%と、3カ月ぶりに好調ラインの70%を下回った。

 平均価格は前年同月比0・7%下落の5157万円。㎡単価は1・8%上昇の81・0万円。平均価格は6カ月ぶりのダウン、単価は6カ月連続のアップ。4月末時点の販売在庫は2722戸で、前月末比36戸の減少、前年同月末比では637戸の減少となっている。

 5月の供給は1000戸程度となる見通し。

(提供:日刊不動産経済通信)

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