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6月のマンション市場動向・首都圏、6月は12・8%減の1662戸

2024年07月23日

―平均価格8199万で4カ月ぶり上昇

 不動産経済研究所は22日にまとめた6月の首都圏マンション市場動向によると、供給戸数は1662戸で、前年同月の1906戸に比べ12・8%の減少となった。前年同月比で減少するのは3カ月連続。エリア別にみると、都下が2割増、千葉県が6割増と伸ばした一方、埼玉県が微減、都区部と神奈川県は2ケタ減となっている。

 新規供給に対する契約戸数は1103戸で、初月契約率は66・4%。前年同月(67・8%)との比較では1・4㌽ダウンとなり、3カ月連続で70%台を下回った。

 平均価格は8199万円、㎡単価は121・8万円。価格は前年同月(6550万円)比1649万円、25・2%の上昇、単価も同(104・1万円)比17・7万円、17・0%の上昇。価格は4カ月ぶり、単価は2カ月ぶりのアップとなった。エリア別では、全てのエリアが上昇し、都下以外のエリアは価格、単価ともに2ケタの上昇となっている。

 専有面積は67・31㎡で、前年同月比7・0%の拡大。即日完売は1物件・10戸(シェア0・6%)、フラット35登録物件戸数は1368戸(82・3%)。6月末時点の在庫は5418戸で、前月末の5459戸に比べ41戸減少している。

 7月は3000戸前後の供給を見込んでいる。

(提供:日刊不動産経済通信)

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