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近畿の中古Mは成約価格3千万円に到達

2024年07月25日

―近畿レインズ、2Q市場動向まとめる

 近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)は、4~6月期(2Q)の近畿2府4県における不動産流通市場の動向をまとめた。中古マンションの成約価格は3023万円(前年同期比11・5%増)と大きく上昇し、16期連続で前年超えだった。成約件数は4183件(3・2%増)で前年同期を3期続けて上回った。中古戸建住宅は、成約価格は2333万円(2・8%増)で、前年比が15期連続の上昇。成約件数は2841件(3・3%増)で前年より6期連続で増加した。

 エリア別に中古マンションの詳細は、成約価格が対象12エリアのうち11エリアで前年から上昇した。大阪市の3853万円(10・8%増)、京都市の3297万円(15・7%増)を始め5エリアが、2ケタの大きな上昇だった。成約件数は、前年より増加は4エリアにとどまった。大阪市は前年同期に比べて18・2%の大幅に増加した。他は、大阪府北部、神戸市、京都市で堅調な増加。件数に価格を乗じた成約ベースの近畿圏の取扱高は前年同期より15・1%の拡大だった。

 中古戸建住宅をエリアごとにみて、12エリアのうち9エリアで成約価格が前年より上昇した。大阪府北部が3425万円(6・4%増)で最高価格。大阪市の3317万円(1・3%増)や京都市の3117万円は1年以上も前年比で上昇が続いている。阪神間の3217万円や京都府他の2024万円は、それぞれ5期ぶりに前年同期を上回った。成約件数は12エリアのうち8エリアで前年超え。前年同期比で大阪府北部の18・6%増や京都市の10・7%増など、2ケタ増も複数みられた。成約価格と成約件数を乗じた取扱高は、前年比で6・1%の拡大だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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