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東京23区の中古M価格5600万円台に

2024年10月30日

―アットH、首都圏平均の前年超え牽引

 アットホームは29日、9月の住宅売り出し価格の動向を公表した。中古マンションの戸当たり平均価格は、首都圏で3991万円(前年同月比3・1%増)だった。東京23区が5615万円(12・8%増)と前年同月から2ケタの上昇率で、前月比でも3・2%と強い上昇で、首都圏の前年超えを引っ張った。アットホームラボ執行役員の磐前淳子氏は、「東京都心を中心に売り手市場で、今後の価格上昇を見据えて物件の売り出しを控える動きもみられる」と語った。

 東京23区は、17年の調査開始からの最高価格を更新した。他のエリアは、東京都下の3201万円(0・1%増)と、神奈川県で横浜市・川崎市の3437万円(0・9%増)、両市を除く神奈川県他の2625万円(0・3%増)だけが前年同月を上回った。埼玉県のさいたま市が3295万円(5・8%減)、千葉県の西部は2800万円(4・9%減)を始め2県の4エリアがいずれも下落した。

 新築戸建ては、首都圏の価格が4576万円(0・2%増)に上昇した。東京23区は7048万円(4・9%増)で、調査で初の7000万円台。1億円以上の物件も1割を占めた。他は、横浜市・川崎市の5261万円(0・5%減)を始め、半数の4エリアで前年割れ。東京23区に加えて、神奈川県他の4085万円(2・7%増)など4エリアは前年を上回った。

 首都圏以外の8エリアについては、7~9月期の価格動向を公表した。中古マンションは、大阪市の3094万円(4・9%増)を始め、札幌市、京都市、福岡市の4エリアが調査の最高価格となった。新築戸建ては、福岡県の3423万円(3・8%増)と宮城県、京都府、大阪府が調査の最高価格を更新した。

(提供:日刊不動産経済通信)

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