不動産売却の流れ STEP5

契約・決済・引渡

1

売買契約の手続き・流れ

売買契約は、売主様・買主様の双方がご理解、ご納得のうえ
締結されます。少し難しい内容ですが、当社営業担当者が
できるだけわかりやすくご説明します。
不明な点などは、随時お気軽にご質問下さい。

売買契約の手続き・流れ

売買契約の手続きの流れをご案内します。

重要事項説明

取引不動産に関わる重要な内容を
宅地建物取引士が買主様に対して説明し、書面を交付します。

内容
  • 権利関係
  • 法令上の制限
  • 契約内容に関する事項
  • 契約解除に関する事項
  • 「建物状況調査」実施の有無および内容など
  • その他対象不動産の重要事項に関する内容(特記事項)
理解
納得

売買契約

重要事項説明の後に「売買契約書」の読み合わせを行います。
契約内容や不動産の現況、設備の有無および不具合の有無を
ご確認ください。

※特約が付記されている場合は、解除条項が含まれることがありますので、
内容をよくご確認ください。

理解
納得

署(記)名押印、手付金の受領

  • その他の手続を
    同時並行で
    実施
  • 手付金とは

    売買契約締結の際、買主様から売主様に交付されるものであり、売買価格の5~10%程度が目安です。手付金は売買代金の一部に充当されます。一般的には現金で支払われるため、契約時に必要な金銭を差し引いた残りのお金は、そのままお持ち帰りいただきます。
    また、万一、やむをえない事情で契約を解除する場合、売買契約書に明記された手付解除の条項により、一定の期日までは、買主様が申し出た場合は買主様の手付金放棄、売主様が申し出た場合は売主様の手付金倍返しによって契約を解除することができます。

2

売買契約に定められた諸条件に
関する手続き

売買契約に則り、売主様が行わなければならない手続きを東急リバブルがサポートします。

売買契約に定められた諸条件に関する手続き

ご契約締結後の様々な手続きをご案内します。

Point1

登記に関する手続き

①売却不動産に抵当権などが設定されている場合、当該登記を抹消する必要があります。
また、登記名義人の氏名や住所に変更がある場合、登記情報を変更する必要があります。これらの手続きは、買主様から残代金を受領し、買主様名義に移転する前に行う必要がありますが、通常は決済当日、買主様への所有権移転登記と同時に行います。
なお、この費用は売主様のご負担となります。

②建物の増築や地目の変更、土地の分筆・合筆登記、および相続登記が未了の場合、予め変更登記が必要になります。
この登記は前項と異なり、決済と同時には行えません。

登記に関しては提携の司法書士をご紹介し、スムーズに手続きが完了できるよう売主様にご協力します。

Point2

公的手続き

農地法に基づく転用の届出、国土利用計画法に基づく土地取引の届出

スムーズに手続きが完了できるよう売主様にご協力
します。

Point3

売主買主間の手続き

境界の明示義務、隣地所有者との境界確定(測量)、私道の通行掘削承諾の取得、借地の場合の譲渡承諾の取得などの手続き、
所有建物の資料等の開示

提携の測量士および当社営業担当が、スムーズに
手続きが完了できるよう売主様にご協力します。

3

引渡し前の各種手続き

お引渡し前に必要になる代表的な手続きを
ご紹介します。

引渡し前の各種手続き

Point1

土地建物の引渡し資料の確認

・鍵やその他付帯設備の正確性と数量の精査
・引渡し資料の整理、リスト化 ...等 

Point2

各種、精算金の確認

・引き渡し日における賃料固定資産税等の売主買主への精算
・ガス、水道、電気の承継 ...等

Point3

各テナントに対する賃貸借契約の承継通知書の
準備

4

決済の手続き

最終代金の受領、所有権の移転、買主様へのお引渡しを、
営業担当者が責任を持ってお手伝いします。

決済の手続き

Point1

決済の準備

営業担当者よりご決済当日に必要な書類などをご決済当日の2~3週間前を目安に書面でご案内します。
買主様より受領するお金の金種、振込先(支払先)を事前に確認致します。

金銭
  • 登記費用(抵当権抹消登記などがある場合)
  • 仲介手数料の半金
書類等
  • 登記関係書類
    (登記済権利証または登記識別情報)
  • 銀行届出印
  • 実印
  • 印鑑証明書(3ヶ月以内に取得したもの)
  • 会社登記簿謄本
  • 買主様に引継ぐ書類
    (建築・分譲時のパンフレット、
    設備の取り扱い説明書・保証書、管理規約、
    建築確認通知書、境界確認書、測量図など)
  • 通帳(お振込先が確認できるもの)
  • 本人確認書類
    (取引ご担当者様の運転免許証など)
  • その他

Point2

売却不動産の最終確認

売主様の責務として、売買契約時の「重要事項説明書」に記載の通りの状態で、買主様に引継がなければなりません。
また、売主様には「境界線の明示義務」がある場合があります(マンションなど区分所有建物の取引を除く)。
その最終確認のために、決済前に現地にて引渡し確認を買主様立合いのもと行います。
万一相違がある場合、営業担当者まですみやかにご連絡ださい。

  • 残置物の確認(家具・書類・付帯設備等)
  • 隣地との境界線および越境物の確認

Point3

決済および引渡し当日の流れ

  • 登記申請の手続き

    登記手続きは司法書士が代行します。

    1. 司法書士が売主様・買主様の本人確認をします。
    2. 司法書士が売主様・買主様の登記申請に必要な書類を確認します。
    3. 売主様・買主様から登記申請に必要な書類に署名・捺印をいただきます。
    4. 司法書士が書類を確認し、仲介会社および金融機関へ資金実行の依頼をします。
  • 残代金の受領・固定資産税などの清算

    司法書士の指示に基づき、買主様から残代金や固定資産税等清算金・管理費清算金・賃料収入の日割り計算、賃料、敷金などをお支払いします。
    また、お支払いは一般的に振り込みで行います。なお、売主様には登記関係費用や仲介手数料をお支払いいただきます。
    ※買主様から受領する金銭で充当していただく場合があります。

  • 売却不動産の引渡し

    1. 鍵の引渡し
    2. 各種書類の引継ぎ
    3. その他の引継ぎ
      設備の仕様方法や住むうえでの注意点などの引継ぎを行います。
    4. 「売買物件引渡確認書」の交付
      鍵の受領、各種引継ぎ完了後に「売買物件引渡確認書」への署(記)名押印をいただきます。

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