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築年の古いマンション購入のリスク

Q.ご相談内容

中古マンション購入についてお伺いしたいことがございます。

予算や希望条件を考えますと、築年数が古いものになってしまいます。場所は東横線沿線神奈川県の駅徒歩圏内です。築30年以上の古い物件の場合、今後、マンション自体で建て替えることがあったり、その場合どうなるのか、20年後ぐらいに住み替えようとしても難しいのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか?
購入するメリットはあるのでしょうか?

A.東急リバブルからの回答

まず築が古い物件の購入メリットは何と言っても価格が安いことですが、それ以外にも例えば好立地にある物件が多かったり、長年の管理の状況がよくわかるので、たとえば管理会社の仕事ぶりですとか、管理組合との関係性などが入居前によくわかるということが挙げられます。

建て替えについては、管理組合の持分5分の4以上の賛成が必要なため、日本の数多くのマンションにおいても、建て替えがなされた物件はほとんどありません。持分に応じて建て替え費用の負担を各所有者が持つことになるので、建て替え決議が5分の4以上の賛成を得られることがなかなか無いのがその理由です。

また、住み替えについては、それまでの管理状況の良しあしで決まると思います。管理状態がよければ、築40年超の物件であっても、リノベーションなどをして住むことは十分に可能です。
もちろん、配管の劣化や、耐震性などのデメリットもございます。よく不動産会社の説明も聞いて、慎重にご検討ください。

ご相談への回答について

「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。