心理的瑕疵物件か否かは、どうやって調査するのでしょうか?
Q.ご相談内容
この度、マンションを購入する運びとなり売買契約を結びました。
ただ、結んだ後に物件情報を調査してみると、事故物件サイトに心理的瑕疵物件である情報が記載されていました。
私が購入するところが事故物件かどうかがまだ確定していないのでなんとも言えないのですが、もし事故物件であれば契約を解除したいと思っています。
そこで以下のことをご相談させてください。
・心理的瑕疵物件であるということを調査するには、インターネット上で検索を行う以外にどういった方法があるか。
・心理的瑕疵物件であることが確定したとして、契約を解除することができるか。
なお、不動産側から心理的瑕疵物件であることの告知等はありませんでした。
契約書にもそのような記載はありません。
A.東急リバブルからの回答
①まず、調査ですが、インターネット以外ですと、新聞記事、付近住民のヒアリングを業者にさせるといった方法があります。警察はなかなかそういった情報を教えてくれません。
②当該物件にて何らかの事故があった場合に、説明が無かったという場合には、解約をすることが出来る可能性がございます。ただ、そもそも事故があっただけでは「心理的瑕疵物件」との確定はされません。事故の態様、時期などの要素で変わってきます。また、当該地ではなく隣ですとか、お近くでの事故の場合だとそもそも瑕疵と認められないことも多いです。
解約を主張しても、売主が認めないことも多く、解除を巡って、法的紛争になるケースも少なくありません。
したがって、もしそのような事故があったということが分かった場合には、お近くの無料法律相談などで弁護士に対応を相談されることをお勧めいたします。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。