建売引渡遅延と外構の不具合についてご相談です。
Q.ご相談内容
5月末完成予定の建売物件を購入しましたが、6月半ばになっても外構工事が終わらず、ようやく駐車場のコンクリート部分が終わったのが売主と仲介業者の三者立会いの日でした。
その日はコンクリが乾いていない状態で、雨でした。乾いていない状態で既にキレイとは言えない状態だったため、補修を依頼しました。
今日、確認したところ、全体的に雑な仕上がりな上、補修を依頼した部分に水滴のような削れ部分がありましたが直すことは出来ないと言われています。
部分的に補修した場合は周りと色が違ってしまう上、補修した部分は保証出来ないとの事です。
契約では外構は売主規定となっていますが、このまま諦めるしかないのでしょうか。
A.東急リバブルからの回答
実際の仕上がり状況がどの程度なのかにもよりますので、一般論で回答させていただきます。
売買の法的義務は買主については、売買代金の支払いですが、売主は買主が納得する商品を引き渡すという義務を負っております。
売主が希望している引き渡し期日までに補修が間に合わないというのがその理由なのかもしれませんが、そこは補修箇所はしっかり治してから引き渡しをしてほしいという主張が買主といてはなさってよいと思います。
売買代金もそのような補修が必要ない状態での建物価格が前提ですので、補修できないのであれば、売買代金を減額することなどもご主張してみてはいかがでしょうか。
また、どうしてもご納得がいかないようでしたら、宅建業者とのトラブルの相談窓口が各都道府県庁にございますので、そちらにご相談されることをお勧めいたします。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。