隣接住戸の生活騒音についてご相談です。
Q.ご相談内容
都心の某物件に住んでいます。
1年以上前から隣人とマンション部外者を含めて0時前後~3時台までの深夜酒盛りがを何度もあります。(キャー、ギャハハハハ、ワァー、オラオラオラという居酒屋の中での大声、カラオケ屋そのものの声が私の室内まで筒抜け)
隣人と隣人なのか分からない男性、2人からの共有部分(ベランダ、廊下)スピーカー通話、酷かった時はベランダで深夜2時半から3時台、今でも、23時台から私の部屋前にもあたる場所で40分のスピーカー通話されたり続いています。(スピーカー通話なので1人に付き2人ぶんの声が、丸聞こえで当たり前の行動のようにされて、室内に声が入ってくるので、その度に気分が悪くなります)
隣人は元々が騒々しいタイプで、ほぼ毎日数時間、行ったり来たりのドタバタ生活音、喋ってる声、マンション入居者以外を家に呼んだりしている声、音がこちらの室内に入ってくるので心が休まる時がありません。
心療内科でも相談し薬を処方してもらっています。
管理会社に上記のことがある度にその都度伝え、私には注意喚起するとだけ言われていたのですが、どんな言葉で注意をしてくれたのか分からず何度も繰り返してきて1年以上になります。
実際に声がはっきりと聞こえる撮影動画を撮ったことを伝えても確認さえしてもらえず、酷い時は警察に言ってくれと事務的な返事しか来なくて悩み、ここで相談させていただきました。
これらのこと全て管理会社に伝えても繰り返されるので見過ごされてるような対応が辛いです。
A.東急リバブルからの回答
騒音については、ひとりひとり感覚やお住いの状況により、大きく異なるため、管理会社としても、対応に苦慮するケースが多いようです。
騒音が原因で通院されていることや健康状態に影響を与えていることは管理会社にお伝えされていますでしょうか。また常駐の管理員がおられるのであれば、音がするときに実際にお部屋まで来ていただいたうえで、直接聞いてもらったりして、管理会社側に状況を正確に把握してもらう必要があるかと存じます。このような状況であれば、他の住民の方からも同じような声がでているのではないでしょうか。
騒音については、周りに明らかに迷惑をかけるレベルのものですと、住民自身の退去事由にもなる可能性があります。管理会社に現状を伝えつつ、どうしても動かないような場合には、弁護士に相談をして、隣人に対し、深夜の宴会などを至急やめることを求める内容証明を送るといったことも考えられます。
ただ、費用がかかりますし、時間がかかる可能性もあります。また、内容証明をもらっても、法律的な拘束力はこの時点ではありませんので、騒音がやまない、といったことも考えられます。
警察も結局は民事不介入の原則がありますので、一度くらいは声を掛けてくれる可能性はありますが、結局は民間人同士で決着させてくださいという事になってしまうことも多いです。
結局、最終的には、ご自身の体調などを考えて、他の物件に引っ越しをされていく方も残念ながら多いのが現実です。
労力、時間、費用などを検討して、対応を検討なさってください。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。