事実と異なる説明をする不動産仲介業者に不信感。契約を白紙解除は可能でしょうか?
Q.ご相談内容
妻との収入合算で中古一戸建の購入をすべく、先日売買契約を締結しました。契約前、仲介業者からは「住宅ローンに保証人は必要ない。」との説明を受けていましたが、いざ住宅ローンの申込みをすると、「奥様に連帯保証人になっていただく必要が有る」といわれてしまいました。事実と異なる説明をした仲介業者に不信感があります。これを理由に契約の白紙解除は可能でしょうか?
A.東急リバブルからの回答
「契約の白紙撤回は可能でしょうか?」についてですが、ご契約に関してはあくまでも売主が当事者(相手方)であるため、『仲介業者の業務』を理由に白紙解除はできないのではないか、と思料いたします。
(※この場合の解除方法は“手付解除”又は“違約解除”ということになります。)
しかしながら、ご契約条件に『融資特約』(融資承認を受けることができない場合に白紙解除できる)が付されているのであれば『融資特約による白紙解除』を主張されてみてはいかがでしょうか。
※一般的に収入合算でお借り入れされる場合には『連帯保証人』または『連帯債務者』となるケースがほとんどです。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。