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分譲戸建てを購入したのですが、隣の建物の室外機のことで悩んでいます。 何か良い方法はないでしょうか?

Q.ご相談内容

昨年分譲戸建てを購入し、今年3月に引受予定です。
今悩んでいることが、先週発覚した隣の公民館のエアコン室外機です。
物件購入時には工場があり、そこを取り壊して分譲戸建てを建てる旨、説明を受けて購入いたしました。
購入時は室外機が見えない状況でしたが、先日工事状況を確認しに現場へ赴いた所、工場が無くなったことでちょうど私の家の2階の横窓部分から2Mほどの距離に、隣の建物の室外機がこちらに向いており、窓下1Mくらいのところに常に風が当たることが判明しました。
現在まで、施工会社からも仲介会社からも何の説明もなかったため、対策をお願いしたいと考えておりますが、重要事項説明書?には、室外機の排気が当たるかもしれない旨があった気がして、契約を盾に何の対応もしてもらえない可能性が大きい気が致します。
なにか良い方法はないでしょうか。
心情的に、これから室外機を置かれるようでしたら当事者同士話し合いの上で解決するしか無いかと思えるのですが、今回の場合は購入して工場を取り壊した後に発覚しており、今後窓を開けると嫌な空気が入ったり、家壁が風化以外で汚れて行くことに納得がいきません。

A.東急リバブルからの回答

重要事項説明書に適切な説明がなされていた場合、売主側は説明義務を果たしていることになるので、法的な対応を求めることは難しいでしょう。
重要事項説明書に適切な記載がない場合ですが、説明義務の対象は、一般には、購入契約を締結するかどうか意思決定をするにあたって重要な影響を与える事項です。多くの場合は公民館の室外機は24時間常に稼働しているわけではないように思えることや、現代社会ではエアコン設置がごく普通な事柄であることから隣接家屋の室外機の風があたることも社会類型上みられること、本件のような周辺環境に関する事項は購入者それぞれの主観が様々であることなどを考えると、説明義務を怠ったことによる法的な対応を求めることができる可能性は必ずしも高くないように思われます。
もっとも、購入までの交渉経過、公民館の室外機の稼働時間・風の強さ、横窓の大きさ・部屋の各窓の配置・役割によって事情が異なる場合もありえますし、法的な対応を求めることができる場合でも、どのような対応を求めることができるのかという問題もあるので、弁護士などの無料法律相談などをご利用されてはいかがでしょうか。
隣人(公民館ですので、市町村でしょうか)には、事情を伝え、できるだけ稼働について、住戸に影響が少ない(窓からできる限り離れているもの等)室外機のみの稼働をお願いしてみるというのも一案かと思います。

ご相談への回答について

「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。