マンション投資のリスク等についてご相談させて下さい。
Q.ご相談内容
夫の会社へ来た不動産の方からオーナーズマンションを勧められました。
不動産の知識のない私たちが購入を検討している理由が、ここの部屋を会社に貸すらしく、安定の家賃収入が最初から入ってくるとのことでした。
諸費用で80万円(分譲価格という名目)かかり、ローンも組めるとのことですがこれは一括で払ってしまおうかと思っています。
35年後は支払いが終わり老後に家賃収入を得れるとのことです。
金利など分からないことが多いので、担当者以外にも相談したく連絡をしました。
A.東急リバブルからの回答
マンション投資のリスクとしては以下の点が挙げられます。
①滞納、空室リスク
今回は会社に貸すということで安定した家賃収入が入ってくるということではありますが、会社が将来的に倒産をするということになれば、家賃は入りませんし、もし会社の借り上げ社宅ということであれば、そもそも会社が社宅制度をやめてしまえば、その会社との契約は終わってしまいます。
したがって、確実に35年間、家賃収入が入ってくるとは限らないということです。
②物価の下落、地価の下落
物件の価値や地価が下がれば、賃料もそれに反映をせざるを得ませんので、賃料がずっと一定であるとは限りません。
③災害リスク
万が一のリスクではありますが、地震や火災などで、物件が破損してしまった場合には、当然賃貸借は不可能になりますし、補修費用などが多額になる恐れもあります。
④管理会社の倒産リスク
賃貸の管理を不動産管理会社に依頼する場合には、家賃や敷金などはその会社が管理することになります。
その会社が倒産しますと、家賃や敷金が差押えを受け、入ってこないということもあり得ます。
マンション投資で言われるリスクは大体以上ですが、このようなリスクをしっかりと説明をし、それについての対策などについて提案があるような会社であれば信用はできるのではないでしょうか。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。