バイク置場設置に関する事前説明と実際の相違について教えてください。
Q.ご相談内容
子供(学生)が新築の賃貸マンションに住んでいます。バイクを購入し1階の駐輪場に置いていた所、不動産会社からマンションにバイク置場は無いので撤去してくれと言われました。
重要事項説明書にはバイク置場と明記されており、それを確認してバイクを購入しましたが、不動産会社からは重要事項説明書に「新築なので条件を見直す場合がある」との注釈が付いており、今回はそれに該当すると言われたそうです。
現在、バイクを有料で置くことが出来る様、不動産会社とオーナーの間で協議を行っているとの回答がありましたが、不動産会社からはオーナーの意向を尊重すると言われています。
もしバイクを置くことが出来なかった場合は転居する様になりますが、このバイク置場に関する変更は、契約違反にはならないのでしょうか?
また、転居することになった場合、転居費用の一部を不動産会社に請求することは可能でしょうか?
A.東急リバブルからの回答
本件のような注釈を根拠に条件変更を行えるのであれば、事前の重要事項説明などはほぼ意味がないようなことになりかねません。
重説に明記されている以上、その条件を変更するのであれば、あらためて説明をし、確認をすべきであり、それをやらずに、条件を一方的に変更したというのは、契約違反を問える可能性は高いのではないでしょうか。
転居費用を請求するまえに、一度無料の法律相談などで弁護士にご相談されてみてはいかがでしょうか。
または、各都道府県には宅建トラブルの窓口がありますので、ご相談されるのもよいかもしれません。
そのうえで、業者と交渉されることをお勧めいたします。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。