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賃借している焼肉店の雨漏りについてご相談です。

Q.ご相談内容

テナントを借り焼肉店を営んでいるのですが、7〜8年前から強い雨が降る度に雨漏りが発生しており、今までは大した被害も無く雨も強かったからかと吹いて終わりにしておりましたが、先月から雨漏りが酷くなり、BGM用のアンプや壁のシミ、テーブルなども使えない日が出たり、休業したりしております。
不動産屋に連絡を入れたのですが、高齢の家主さんが自分で屋根に上がりコーキングを打ったと主張してくるのですが、未だに改善されておらず、被害も酷くなってます。

家主さんからは使えないテーブルを雨漏りしない場所に移動しろと言われるのですが、焼肉店で換気ダクトが固定されている為移動できません。
全席9席で使えない席は今の所3席程あります。
雨漏りの写真や動画、雨漏りによる休業の張り紙の写真などはありますが、家主さんはあんまりワガママ言うなみたいな感じで対応してきます。
水漏れでちゃんとした対応して頂いていないので、翌月の家賃はストップしております。
不動産会社さんからはまたいつか三者で話し合いしましょうと言われてます。

が、雨漏り被害が増えるばかりで早急に対応して頂きたいのですが、今後、保証などに関してどの様に対応したらよろしいでしょうか?
翌月分の家賃は払った方がよろしいでしょうか?
どの程度の補償を請求できるのでしょうか?

A.東急リバブルからの回答

貸主は、借主に対し、使用に適した環境を用意しなければいけません。
その義務を果たしていない以上は賃料の支払いはストップしても問題はないですし雨漏りでうけた被害についても損害賠償として請求することができます。

しかし、家賃の支払いというのは、逆に借主の一番重要な義務ですので、簡単に借主の判断で止めるのも怖いと言えます。逆に義務違反による退去請求などの根拠を借主に与えることになるからです。
できれば、お近くの無料法律相談で法律の専門家にご相談されてはいかがでしょうか。

たとえば、補修請求などを弁護士名で通知をするということをお願いすることも可能です。
家賃の支払いもこの状況で止めていることに対してもアドバイスを受けると良いと思います。

ご相談への回答について

「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。