約束を守らない隣地所有者。どのように対応すればよいのでしょうか?
Q.ご相談内容
畑の一部を購入して住まいを建てました。電気を通す為の支線の一部が隣接地(売主所有地)の上空を通過してしまうため、隣地所有者(売主)に相談したところ、「挨拶に来れば協力する」との事でしたが、いざ支線設置工事に着工しようとした際、「気が変わったので協力しない。」と断られました。「約束したじゃないですか?」と詰め寄っても聞く耳を持ってもらえません。既に建物は出来上がり、電気の引込箇所を変更することは出来ません。
どのように対応すればよいのでしょうか?
A.東急リバブルからの回答
今後のご近所付き合いを考慮すれば、話し合いで解決されることが望ましいのではないかと思いますが、どうしても隣地所有者から承諾を得られないようであれば、法的措置の検討も必要ではないかと思料いたします。
※囲繞地通行権の規定などが類推適用され、他人地を利用することを認められた判例もございますが、当該土地の位置関係などにより判断が異なることも考えられますので、その際は法律の専門家(弁護士等)へご相談されることをお勧めいたします。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。