更新事務手数料に係る次回分の覚書提出を拒否するにはどうしたらいいですか?
Q.ご相談内容
賃貸更新事務手数料の覚書、次回分の提出を拒否したいです。契約時に説明しているため契約に含まれるとの言い分ですが、詳しい説明はありませんでした。仲介業者から毎日催促の電話が入り、出られないと家族や職場にしつこくかけてきて辟易しています。
A.東急リバブルからの回答
詳細な説明がなかったとのことですが、更新手数料の支払い義務の有無の基準は契約書や重要事項説明書に記載があるかどうかです。更新手数料は、本来更新をする際に必要な金額とは考えられていない金額であり、そのような金額を借主に請求するには、契約書に定めるべきとされております。
もし、記載があり、署名捺印をしているのであれば、支払を拒否するのは法的には困難だと思います。何も記載がないにも関わらず、請求をされているということであれば、拒否ができますし、それでもしつこい請求をされる場合には、行政庁の賃貸トラブルの窓口に、対応について相談されるとよろしいかと存じます。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。