賃貸建物の改装費の負担について相談させてください。
Q.ご相談内容
自宅の一部をテナントにしていますが、その隣にて今迄キッチンとして使用していた3坪強の部屋を新たにテナントにする予定です。壁作り、外壁工事、トイレ作りなど、どこまで大家が負担すべきなのかと考えております。
東京の人気スポットでもありショップとして賃貸出来る地の利、ロケーションはあります。今春より、地元の街起こしに事業交換してきた建築士でもある方と縁があり先方の「借りたい」という意志の元、打合せを重ねてきましたが、この度、工事費の見積り額が高すぎて大半、大家持ちの話で困惑しております。この話は無しにして新たに考えたいと思っております。
A.東急リバブルからの回答
建物の賃貸借においては、費用を貸主借主、どちらが負担するかということでトラブルになることが多いです。たしかに建物の躯体や構造に関わる工事については、貸主負担で行うというケースが通常と思われますが、どちらの負担なのかは、結局のところ、契約書の内容次第となります。
おっしゃるとおり、費用の金額次第では、貸主負担が難しいということで、新たなテナントで新たな工事内容を検討されるというのも、やむを得ないご判断だと思います。またはご事情をお話しし、それでもどうしても借主側がやりたいということであれば、借主に負担をお願いすることも、法的には何ら問題はございません。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。