社宅として賃借した建物に退職後も居住したいのですが、どうすればよいでしょうか?
Q.ご相談内容
息子が会社のトラブルが原因で退職することになりました。
息子が敷金等払いましたが、法人契約だったので、不動産屋に状況説明して退職後も住み続ける事を伝えていました。退去届け出されてるの知らなく、此方から連絡したら次の入居者が決まってますといわれました。
法人の方は退去届け出した時に息子が住み続ける事も伝えていたそうです。
息子は納得行かず、引っ越し費用等出して下さいと不動産会社に言ったら無理ですと。
こちらも落ち度があるので、弊社であつかってる物件なら紹介して家賃1ヶ月分出すと言いましたが、息子は納得できませんでした。
息子は絶対出て行かないと言ってるんですが、次の入居者が決まってしまってるので出て行かない場合はどうなりますか?
示談してやっと落ち着いて今月から仕事決まってたのに、二次被害にあった感じです。宜しくお願い致します。
A.東急リバブルからの回答
現状退去届が出されてしまっている以上、もし退去しないことになると、退去遅延で賃料の何か月分かを取られるという規定がほとんどの契約書に入っております。また、契約期間終了以降は入居する権利を法的に失っておりますので、不法占拠となり、これから入ってくる入居予定の方にも損害賠償請求をされる可能性もあります。
したがって、退去せざるをえません。ここは、不動産会社の言うとおり物件を探させて、家賃1月分だしてもらうという解決が現実的だと思います。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。