成年後見による重度認知症者所有地の売却についてご相談です。
Q.ご相談内容
土地の所有者は祖父と祖母で祖父は重度の認知症で祖母は亡くなってしまっています。
土地の売却は可能でしょうか？
実親の元から祖父に育ててもらいましたが、戸籍には全く入っていなく血の繋がりもありません。
そういった場合自分が成年後見受け人になってからの手続きになりますか？
A.東急リバブルからの回答
現状では祖父の方が相続のため、土地所有者となっております。
認知症といってもいろいろな症状がありますので、売買について判断ができるレベルなのであれば進められる可能性はあります。
そうでない場合には、今の法制度の下では、後見人という立場を得ないと、売却することはできないことになります。
ただ、親族間などで、売却を巡ってトラブルになる可能性がある場合には、そのような立場の人は後見人に選ばれない可能性もあり、その場合には弁護士などの第三者が選任されることになります。
一度、無料の法律相談などで、後見人の選任について、ご相談をされてみてはいかがでしょうか。
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。
