建築制限解除の対価と土地表示価格の誤りについてご相談です。
Q.ご相談内容
建築条件付土地の購入を考えており、一度その土地を所有する不動産屋に話を聞きに行ったのですが、建築条件外しに100万円がかかるとのことでした。
それについてはインターネットの土地情報のところにも記載があったのですが、そもそもその不動産屋はほぼ開発専門のところで、提携している工務店等もありませんでした。
すなわち、土地購入イコール建築条件外しの100万円を無条件で支払うということです。これは建築条件付にする趣旨と合っていないと思うのですが。
その上、土地の価格が、インターネットに掲載されているのは間違って安くなってしまっているので、実際はこの価格ですと、それより高い価格を提示されました。ここから値引きされても、結局インターネット掲載価格より高いものになりました。
この2点について、不動産業界ではこういったことはよくあることなのでしょうか?
説明を聞いても納得できるものではなく、疑問が残りました。
A.東急リバブルからの回答
①多くの場合、売主である不動産会社と施工会社は親会社・子会社又は同グループ等の関係性がございます。
よって提携してる施工会社がない場合でも、グループ内の施工会社が建築を行う可能性もございます。まずは、売主に建築を行う施工会社について確認されてみてはいかがでしょうか。
②宅地建物取引業法において「著しく事実に相違する表示をし、又は実際のものよりも著しく優良であり、若しくは有利であると人を誤認させるような表示をしてはならない。」としています。
本件の表示は、宅建業法違反になる可能性もございます。
このような相談窓口もございますので、ご相談なさってみてはいかがでしょうか。
https://www.sfkoutori.or.jp/contact_information/
ご相談への回答について
「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。