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三田・芝・虎ノ門のマンション・不動産特集

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三田・芝・虎ノ門エリアについて

ビジネス街から高級住宅街まで多彩な顔

新橋から芝大門、芝、三田を通って品川区に続く第一京浜、日比谷から西新橋、芝公園、芝を通って三田で第一京浜と合流する日比谷通り、そしてその西側の桜田通りといった幹線道路沿いに広がるこのエリアは港区のなかでもビジネス街、住宅街とともに観光エリアも混在するという独特の街並みを形成しています。

最も北側の新橋、虎ノ門の幹線道路沿いには高層ビルが並び、裏道も小規模な雑居ビルが連なる典型的なビジネス街です。
虎ノ門はかつて江戸城の南端にあった門の名称に由来する地名で、江戸時代には大名屋敷などの並ぶ武家地・寺社地でしたが、霞が関・永田町の官庁街に近いこともあり、現在の東京メトロ銀座線の虎ノ門駅開業とともに中高層ビルが建設されるようになり、現在のようなビジネス街が形成されました。戦後60年間に渡り計画が凍結されていた環状2号線も新橋-虎ノ門間が2014年に開通。鉄道では、2020年に東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅が開業しました。日比谷線としては56年ぶりの新駅となります。

芝や芝公園、芝大門辺りまで南に進むと、表通りは高層ビルであっても、一歩なかに入ると住宅地が広がるようになります。
また芝公園周辺は増上寺などの緑にあふれ、東京タワー、東京プリンスホテルなどもあって、都心のなかのうるおいを感じる一角となっています。芝大門には芝神明宮とも呼ばれる芝大神宮があり、伊勢神宮の祭神を祀ることから江戸時代には「関東のお伊勢様」ともいわれ、その名残から現在も芝神明商店会があり、下町的な賑わいをみせています。
会社員向けの比較的リーズナブルな価格帯の飲食店なども少なくありません。

さらに南下した三田エリアには、都営三田線・浅草線の三田駅やJR山手線田町駅があり大手企業も多く位置するビジネス街になっています。現在は、三田三・四丁目で東京三田再開発プロジェクトが進行中。大規模なオフィスタワーが誕生します。
周辺に比較的静かな住宅地も多く残っています。なかでも三田二丁目の高台は高級住宅地として知られ、そこから高輪、白金などの高級住宅街につながっていきます。
江戸時代には大名屋敷が多く、旧蜂須賀侯爵邸跡地はオーストラリア大使館、旧島原藩中屋敷跡は慶応義塾大学などになっています。
また、旧三井邸の綱町三井倶楽部などの歴史的な建造物も残されています。なかでも、慶応義塾大学は横浜の日吉などキャンパスが各地に広がった現在もこの地に本部や主要学部のキャンパスを持ち、多く学生や教職員が通い、エリアに活気をもたらしています。同窓会組織は「三田会」と呼ばれ、同大学文学部を中心に刊行されてきた文芸雑誌「三田文学」は多くの作家を世に送りだしたことで知られています。

2020年9月更新
※上記は2020年9月現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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