白金・高輪エリアについて
都心の豊かな自然に囲まれた、上質な暮らし
白金一丁目から六丁目、白金台一丁目から五丁目、高輪一丁目から四丁目までのこのエリアは、広く高級住宅地としてのイメージが定着しています。
主に南部の高台エリアを指すことが多いようです。江戸時代には、この高台に大名の屋敷が建てられ、現在も聖心女子学院、北里研究所、国立科学博物館附属自然教育園、東京都庭園美術館、東京大学医科学研究所などとして受け継がれ、豊かな緑が残っています。
住宅地としても大名屋敷の跡として広い区画の土地が多く、政財界人なども住む高級住宅地となっています。そんなイメージが強いため、グレードの高いマンションが分譲されるようになり、もとからの高級住宅地だけではなく、エリア全般に高級住宅地のイメージが定着してきたといっていいでしょう。
かつてはこのエリアに住む主婦、近隣からやってきてこのエリアでショッピングやグルメを楽しむ主婦たちは、「シロガネーゼ」と呼ばれ、そのお洒落なファッションや振る舞いに羨望の眼が向けられたものです。
一方、桜田通りにある東京メトロ南北線・都営三田線白金高輪台駅周辺では大規模な再開発が行われて白金アエルシティになりましたが、再開発地域内には町工場も多かったため、住宅・業務・工場ゾーンに分けて開発が行われました。
メインとなるNBFプラチナタワーには大手企業の本社が入居し、会社員が多数出入りする一方、それに隣接する場所では多くの工場が稼働しており、作業服姿の人も少なくないのです。都心部ではオフィスと商業、住宅の複合開発は珍しくありませんが、工場まで一体となった再開発はあまり例をみません。
さらに敷地内には、高級スーパーや、オシャレな飲食店など約20店舗ほどがつらなり、公園等などの空間も作られており住民の憩いの場になっています。また、周辺には清正公で知られる覚林寺など歴史的建造物や寺社多く、緑豊かな独特な佇まいです。
高輪エリアの品川駅東口前はビジネス街で、プリンスホテル系のホテルが建ち並び、旧ホテルパシフィック東京は、大型のビジネスホテルを中核とする複合施設になっています。高台エリアは明治以降政財界の要人の邸宅が並び、いまでも都心を代表する住宅地のひとつとされています。スリランカ大使館、エチオピア大使館、マラウイ大使館、アイスランド大使館などがあるなど国際色豊かな側面もあります。
2020年9月更新
※上記は2020年9月現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。