なかなか捨てられないものの整理整頓、収納方法
大切な物や思い出の品は、なかなか捨てられないもの。また、いつか使うかもしれないと捨てられずに、荷物がたまってしまっているという方も多いのではないでしょうか。今回は捨てられない物の整理整頓方法や、収納方法についてお伝えしていきましょう。
捨てられないものにはどんなものがある?
普段、使うことがないものの、捨てるには忍びない物には何があるのでしょうか。具体例を挙げてみました。
◯子どものおもちゃ
子どもが成長するにつれて、それまで使っていたおもちゃの出番は少なくなります。しかし、いざ処分しようとすると思い出がよみがえってしまい、捨てられなくなることがあるようです。
◯子どもの工作
幼稚園や保育園、小学校などで子どもが作った作品も、なかなか捨てられないものの代表格です。一生懸命子どもが作ったことを考えると、簡単に捨てることはできないでしょう。
◯思い出の写真
子どもの成長や友人・家族との記念写真なども捨てることをためらってしまうものの一つ。今は、スマホで写真を撮影することが多いですが、七五三や成人式など、節目で撮影した写真はプリントして保管する機会もあるはずです。
上記にあげた以外にも、「大切な本・漫画」「遺品」「会社の書類」「趣味のコレクション」「贈答品」「高価な衣類」「好きなアーティストのCD」など、なかなか捨てられないというものはたくさんあります。
捨てるもの・捨てないものを上手に選別する方法とは?
物を捨てられない理由は人によってさまざまです。そうはいっても、長く残せば残すほど自宅の収納スペースを圧迫するのも事実です。ここでは、なかなか捨てられない物を処分するタイミングや判断基準について具体的に解説します。
いつか使うかもしれないから捨てられない
なかなか物を捨てられない理由の一つとして挙げられるのが「いつか使うかもしれない」です。使用頻度が低くても、物の状態が新品同様である、破損していないなどの理由で「まだまだ使える」と判断する人も多いでしょう。しかし、「いつか」が来る可能性はそこまで高くないのが現実です。
もし、自宅に「いつか使うかもしれない」物が多くあるようであれば、思い切って使用期限を決めてしまいましょう。具体的には、まず「1年以内に使用しなければ処分する物」をまとめて1つの箱に入れます。1年以内に箱の中身を1度も使わなければ処分します。期限を設けて「捨てどき」を定めることで、「いつか使うかもしれない」捨てられないものを減らすことができそうです。
愛着があって捨てられない
思い出の品や子どもの作品、おもちゃなど、愛着が沸いてしまい捨てられなくなるケースも多いです。しかし、いつまでも保管することにこだわってしまうと、収納スペースを確保することが難しくなります。愛着のある物を手放すには、ちょっとした工夫が必要です。
まず、物の一部分を残す、リメイクするなど、形を変えて保管する方法があります。実際にある例としては、6年間使用したランドセルをキーホルダーにするサービスがあります。次に、写真や画像データにして保存する方法です。子どもが作った作品や思い出の品を撮影して、1つのアルバムにまとめることで成長を振り返ることも可能です。サイズアウト してしまった衣類などは、必要としている人に譲るのも手です。
使う機会は少ないが、確かに必要なもの
季節家電や衣類、冠婚葬祭用の衣服・小物などは、使用頻度は低いものの、必要になるタイミングが必ず出てきます。「普段使っていないから」といって、簡単に捨てるわけにはいきません。保管場所に困るようであれば、物置を片付けて空間を作る、トランクルームを利用するなどして収納スペースを確保しなくてはなりません。
捨てたくない
何度も読み返す書籍、大好きなアーティストのCD、長い時間をかけて集めたコレクションなどは、収納スペースを圧迫すると分かっていても捨てたくないものです。このような場合は、無理に処分する必要はありません。焦って手放して後悔するくらいなら、手元に残しておきましょう。時間の経過とともに、「手放しても良い」と思えた時が処分のタイミングです。
捨てられないものの収納アイデア
なかなか捨てられないものでも、工夫次第で上手に収納することができます。ここでは、どうしても捨てられないものの収納アイデアや場所について紹介します。
子どもが作った思い出の作品・子どもが使ったおもちゃ
幼稚園や保育園、小学校で年度末を迎えると、子どもが必ず持ち帰ってくるのが図画工作の授業で作った作品です。一生懸命製作に取り組んでいる姿を想像してしまう、成長の軌跡を見ることができるなどの理由で作品をなかなか捨てられない人も多いでしょう。子どもが使用していたおもちゃも同様です。
しかし、数が増えてくると自宅の収納スペースを圧迫するのも事実です。写真を撮って思い切って処分する手もありますが、どうしても捨てられないならトランクルームでの保管を検討してみてください。屋内型のトランクルームであれば、温度や湿度の影響を受けることも少ないので、良い状態で作品を保管することが可能です。
写真
現在は、スマートフォンやデジタルカメラで写真を撮影する機会が大半です。しかし、フィルムで写真撮影している人もいるでしょう。また、フィルム撮影が主流だった時代に生まれ育った人も多いはずです。
フィルムで撮影した写真は、基本的にはフォトアルバムで整理・保管します。このため、アルバムの収納スペースが必要です。収納スペースを確保できないのであれば、写真をデータ化するサービスを利用するのも手です。データ化しておけば収納スペースを圧迫することはありません。データ化をせずにアルバムで保管したいものの、自宅に収納場所を確保できないようであれば、トランクルームを利用すると良いでしょう。
大切な本・漫画
1冊の本を読み終える前に新たな本を購入する、読み終えていない本でも「いつか読むかもしれない」と捨てられないなどの理由で部屋に本を積み上げてしまう「積読」状態の人はいませんか?本に囲まれて過ごす空間が快適である人もいるとは思いますが、冊数が増えれば増えるほど居住スペースが狭くなるのも事実です。
居住スペースを圧迫するほどまでに本が増えてしまったら、整理する必要があります。購入した本をリストにして読むか読まないかを定期的に見直し、「読まない」と判断した本は思い切って処分しましょう。もしくはトランクルームに収納して、読みたいときに取り出すようにすれば居住スペースを圧迫することもありません。
遺品
故人の思い出が詰まった遺品もなかなか捨てることができません。しかし、実際に使う場面がなく、何となく取っておいているだけの状態になるのが現実です。個人への気持ちの整理がついたタイミングで、使える物はリサイクルに出す、必要としている人に譲るなどして手放す勇気も必要です。
決心できるまで、とりあえずトランクルームで保管しているという人もいます。一時的に利用できる収納場所として、上手に活用してみてください。
会社の書類
意外とかさばるのが書類です。帳簿や領収証のように保管と保管期間を法律で定められている書類ならともかく、「何かあった時のため」保管義務のない書類を念のため取っておく人もいます。しかし、そういった書類はほとんど見られることはなく、収納スペースを圧迫してしまうのが現実です。
こういった書類は、こまめに処分したりデータ化したりするのがおすすめですが、書類を保管する目的でトランクルームを借りるというのも良いでしょう。トランクルームを利用すれば、自宅の収納スペースを圧迫することなく書類を長期保管できます。
まとめ
なかなか捨てられないものの捨て時を図るタイミングや、収納アイデアについて解説しました。思い出の品や子どもの作品など、今使わなくても、思い出としてそばにおいておきたい、保管しておきたい。と感じるものは様々あると思います。工夫しても収納スペースに入りきらなくなってしまった時には、トランクルームへの保管も是非検討してみてください。
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