東急リバブルのトランクルーム STORAGE SQUARE

​トランクルームとは?選び方探し方、上手に比較検討するための6つのポイントについて解説

トランクルームとは、自宅の収納の延長として利用する事ができる収納サービスのことです。荷物が増えてしまってトランクルームを利用したいと思っていても、選び方や探し方などが分からず、そのままになっているという方も多いのではないでしょうか。ここでは、上手に比較検討するポイントを紹介します。

トランクルームとは?

トランクルームとは、自宅、もしくは会社の収納の延長として荷物を一時的に保管できる貸スペースのことです。「トランクルーム」のほか、「レンタル収納」「レンタル倉庫」とも呼ばれています。
利用する際には、自身の使いたいサイズのスペースを選び、月々決められたレンタル料金を支払います。
趣味用品、未使用の家財道具、思い出の品物、季節ものの衣類など、頻繁には使用しないものの、自宅に置ききれない物や家具を保管する場として重宝されています。

トランクルームを利用すれば、部屋を広く使える、物を捨てなくて済むなど、より快適な暮らしを実現することが可能です。 近年は、書類や機材、オフィス備品の保管場所として、法人で利用するケースも増えています。 収納スペースは、小物の収納に便利な1.0畳未満のロッカータイプのものから、家具の一時保管に使える5.0畳以上のものまで、幅広く用意されています。

24時間365日利用できる、駐車場がある、空調設備があるなど、施設ごとにそれぞれの特徴がありますので、ご自身の生活や預けるものの種類によって付帯設備についてもチェックできると良いでしょう。

トランクルームの種類とそれぞれの利用目的をチェック

トランクルームは大きく分けて、「屋内型タイプ」と「屋外型タイプ」の2種類があります。基本的な使い方に大きな違いはありませんが、トランクルーム内の環境や設備、管理方法など、おのおの特徴が見られます。「屋内型」と「屋外型」の特徴を知り、収納したい物や利用目的に合わせて適切なトランクルームを選びましょう。​

屋内型

「屋内型タイプ」では、ビルのフロアの一部もしくは一棟をパーテーションで間仕切りをして収納スペースを用意しています。専用の倉庫や建物全体を利用してトランクルームを設置しているケースが多く、近年では都市部を中心に街中で見かける機会も増えました。

大きな特徴として、空調設備が整っている点があげられます。空調設備が整っていると換気が十分に行われるため、温度・湿度の影響を気にすることなく物を保管できます。本、書類、洋服など、湿気の影響を受けそうな物を保管するのに向いています。

また、入退出管理システムの設置など、セキュリティ管理が充実している点もポイントです。セキュリティがきちんとしているため、安心して荷物の出し入れを行えます。ただし、運営会社によって管理システムの内容に違いがあるため、トランクルームを借りる前に確認しておくと良いでしょう。​

屋外型

「屋外型タイプ」は、屋外にあるコンテナを収納スペースとして加工しているトランクルームです。屋内型よりもリーズナブルな価格で、広めのトランクルームを借りることができます。屋外型の利点は、自分が使うトランクルームの近くまで車を乗り入れできる点です。屋内型のように駐車場と収納スペース間を、荷物を運ぶ手間がありません。

このため、大きな荷物の出し入れもスムーズに行え、重たい物や資材、工具などの収納にも適しています。バイクや自転車などの乗り物、タイヤやパーツといったカー用品などの保管に向いているといえるでしょう。法人利用の場合は、業務用倉庫として使用することもできます。

ただし、トランクルームが屋外にあるため、湿度や気温の変化等の外的要因の影響を受けやすくもあります。湿度や気温の変化の影響を受けづらい物を保管すると良いでしょう。​

トランクルーム 屋内型、屋外型 比較リスト

ポイントだけ知りたい。という方のために、比較リストを作成しました。

屋内型 屋外型
概要 ビルのフロアの一部もしくは一棟の建物内部をパーテーションで間仕切りをして収納スペースを用意 屋外にあるコンテナを収納スペースとして加工
預けるのに適したもの 本、書類、洋服アウトドア用品、スポーツ用品など バイクや自転車などの乗り物タイヤやパーツといったカー用品
料金 初期費用 施設によって異なるが、保証金、鍵代などがかかる場合もある 施設によって異なるが、保証金、鍵代などがかかる
月額利用料 1畳未満・ロッカータイプ…5,000〜7,000円
1畳未満・ルームタイプ…8,000〜17,000円
1〜2畳…20,000〜36,000円
2畳…〜10,000円
3畳…〜25,000円
セキュリティ
施設により異なるが、
監視カメラ、エントランスロック、警備システムなど充
実している場合が多い

コンテナの鍵のみの場合が多い
空調
24時間空調完備している場合が多い

換気口はあるが、空調設備はない
立地 都市部が多い 車でのアクセスが必要な場合が多い
搬入出可能時間 24時間搬入出可能な場合が多い 24時間搬入出可能な場合が多い
駐車場
ないこともある

基本的に車で入庫できる
盗難・火災保険 別途費用が必要、
※月額利用料のみで盗難・火災保険が付いている施設もあり
別途費用が必要
収納スペースの広さ 0.5畳未満のロッカータイプのスペースも用意がある場合が多い
ロッカータイプから5畳以上など、収納タイプが豊富である。
0.5畳〜8畳程度までの種類がある
即日利用
可能な場合もある。

​※こちらで紹介した金額はあくまで一例です。条件や運営会社、地域ごとに異なるので、ホームページ等で確認してください。​

トランクルームの選び方・探し方~上手に比較する6つのポイント

近年はトランクルームを運営する会社も増えてきており、どの会社のトランクルームを利用すれば良いか迷うことがあるでしょう。ここでは、トランクルームを選ぶ際の比較ポイントについて解説します。

主な比較ポイントは下記の通りです。

  • 1. 「屋内型タイプ」もしくは「屋外型タイプ」
  • 2. どのような料金体系か
  • 3. 自由に荷物を出し入れできるか
  • 4. セキュリティ設備が充実しているか
  • 5. 盗難・火災保険に対応しているか
  • 6. 自宅からの立地と駐車場の有無

上記であげたポイントは一部です。まずはトランクルームを借りる目的や保管する物を明確にし、各社ごとのサービス内容について情報を集めると良いでしょう。その上で比較ポイントをチェックし、自身の用途に合ったトランクルームを見つけてください。

保管先は屋内?屋外?

先にも述べましたが、トランクルームには「屋内型タイプ」と「屋外型タイプ」があります。保管したい物によって、どちらのタイプにするかを判断してください。

例えば、ひな人形や節句人形、客布団、コートなどの衣類、大事な趣味の物を保管するなら、セキュリティ設備が整っている屋内型タイプがおすすめです。湿度や気温の外的要因の影響を受けにくい工具や自転車、駐車場まで持ち運ぶのに手間がかかるサイズや重さのカー用品などは屋外型タイプが良いのではないでしょうか。

初期費用・月額・出し入れ時の料金やプラン

トランクルームを利用するのにかかる費用は​
・初期費用…保証金・鍵代など
・月額利用料金…施設管理費、口座引落手数料
に分けられます。

「初期費用」は、契約手続き時に必要な料金です。保証金や鍵交換代などを含みます。「月額利用料金」には、施設管理費や口座引落手数料が含まれます。

トランクルーム運営会社ごとに比較しながら、相場を把握したうえで納得のいく料金プランを探しましょう。

トランクルーム内の環境・セキュリティ・サイズ

トランクルーム内の環境や駐車場、エレベーターの有無、収納スペースのサイズもチェックしておきましょう。
物を保管する際に、気になるのが「セキュリティ」です。セキュリティ設備が整っている施設であれば、大切な物の保管も安心です。
オートロック対応の可否や防犯カメラの有無など、セキュリティ体制を確認しておきましょう。

また、トランクルームは1畳以下のスペースから、広いものでは5畳以上のものまで幅広く展開しています。保管したい物の量に見合ったサイズのトランクルームを選びましょう。​

盗難・火災保険の内容

トランクルームの運営会社によっては、火災保険と盗難保険に加入している会社もあります。トランクルームを利用する際に、必ずしも保険に加入しなくてはならないわけではありません。しかし、万一の場合に備えて保険に加入しておきたいと考える場合は、契約書等で事前に確認しておくと良いでしょう。

荷物の出し入れの自由度は?

収納物が必要になったとき、いつでも自分のタイミングで荷物の出し入れができるかどうかも、トランクルーム選び方の重要な比較ポイントです。多くのトランクルームでは、24時間、収納物の出し入れが可能です。しかし、中には営業時間中のみ出し入れが可能である、収納物の出し入れに予約が必要であるなど、条件を定めている運営会社もあります。

トランクルームの利用を決める前に、24時間出し入れが可能なのか、もしくは時間に制約があるかどうかを確認しておきましょう。確認の上、自分が対応できる時間帯に出し入れできるトランクルームを選んでください。

立地・駐車場の有無

自宅もしくは自身の生活圏内からトランクルームへアクセスしやすいかどうかも大事なポイントです。交通手段が自転車か徒歩、そして頻繁に収納物の出し入れを行う場合は、自宅から近い場所のトランクルームを選びましょう。

トランクルームまでの移動手段が基本的に車で、収納物の出し入れも年に数回の場合は、自宅から多少遠い場所でも問題ありません。ただし、車で移動するのであれば駐車場の有無を確認しておくことが必要です。

仕事関連の物を保管するのであれば、職場から近い場所にトランクルームを借りる選択肢もあります。​

トランクルームの選び方チャート

トランクルームを選ぶ際のポイントについて確認したところで、ご自身にあてはめて考えてみましょう。
オリジナルのチャートを作成しましたので、是非ご活用ください。

まとめ

トランクルームは、自宅の収納の延長として利用できる便利なサービスです。しかし、その種類の多さにどのトランクルームを選べば良いか、悩んでしまうことがあったと思います。今回、ご紹介したトランクルームの比較や選び方のポイントは6つです。

  • 1. ​「屋内型タイプ」もしくは「屋外型タイプ」​
  • 2. どのような料金体系か
  • 3. 自由に荷物を出し入れできるか
  • 4. セキュリティ設備が充実しているか
  • 5. 盗難・火災保険に対応しているか
  • 6. 自宅からの立地と駐車場の有無

上記のポイントを抑えたうえで、自身の用途に見合ったトランクルームを見つけてみてください。​

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