誘導基準(省エネについての~)
読み:ゆうどうきじゅん(しょうえねについての~)
省エネ性能の向上の促進を誘導すべき基準で、省エネ性能向上計画の認定に当たって適合しなければならないエネルギー消費性能とされている。建築物省エネ法に基づいて定められている。2016年4月1日から施行。
誘導基準は、省エネ基準よりも高い水準の性能が定められている。その概要は次の通りである。
1 非住宅建築物について
イ)外皮熱性能に関する基準
一定の条件のもとで算出し、地域の区分に応じて定める、屋内周囲空間(外気に接する壁から5m以内の屋内空間、屋根直下階の屋内空間および外気に接する床直上の屋内空間、「ペリメータゾーン」という)の単位ペリメータゾーン床面積当たり年間熱負荷
ロ)一次エネルギー消費量に関する基準
省エネ基準の0.8倍
2 住宅について
イ)外皮熱性能に関する基準
省エネ基準と同じ
ロ)一次エネルギー消費量に関する基準
省エネ基準の0.9倍