多自然川づくり
読み:たしぜんかわづくり
河川を、自然の営みを視野に入れて管理する手法。河川の改修や維持管理において、自然メカニズムを可能な限り活用し、地域の生活や歴史文化との調和、生物の生育環境や河川景観の保全などについても十分に配慮して実施する手法である。
河川は、河川法に基づき、「治水」(洪水、高潮等による災害の発生の防止)、「利水」(河川の適正な利用と流水の正常な機能の維持)、「環境」(河川環境の整備・保全)の3つの必要を達成すべく管理しなければならないとされているが、多自然川づくりは、自然の持っているメカニズムを活かしてこれらの必要に応える方法である。
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